2017年11月22日に開催いたしました「異能ジェネレーションアワード」授賞式において、【ジェネレーションアワード部門】の分野賞、及び企業特別賞の受賞を発表させて頂きましたので、以下にご紹介させて頂きます。
MAMORIO株式会社
<選定理由>
クラウドファウンディングなどを通じて実用化されている商品。ユーザー間のすれ違いにより情報をアップデートする点など、利用者が増えれば増えるほどネットワーク効果が働きより見つかりやすくなるというサービス設計も魅力的。
池田果凛
<選定理由>
死後の個人のデジタルデバイス、サービスアカウントの取扱については近年議論となっている。これらは「デジタル遺品」「デジタル終活」と呼ばれており、問題となりつつある。
本人が亡くなったことをネガティブな重い表現ではなく「天国なう」という軽いニュアンスで表現しようという価値観も今どきである。
該当なし
<選定理由>
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末岡 俊也
<選定理由>
ストレス軽減を気持ちの問題ではなく、科学的に解決するための手法を研究されており、その実現に近づきつつある。今後このようなアプローチでのストレス軽減が一般的になることに期待。
後藤 雄歩
<選定理由>
少子化対策、働き方改革につながる未就学児のための新しいカタチの子ども園を提案されている。これを実現するためにはICTを活用した施設管理、利用者管理が必須となること。また法的な面での整備も必要となるなど実現に向けてのハードルは高そうであるが、この実現に向けて継続的に努力いただきたいと期待。
ウォーターセル株式会社
<選定理由>
農作業における経験を記録し共有できる形で保存していくことは後継者のためにも有効な手段。
若い農業従事者にとってもバーチャルなゲーム感覚のようなインターフェイスのためとっつきやすい形で実現されていることから評価。
株式会社パワーエレック
<選定理由>
見守りだけでなく、リモートからの電源OFFも可能。
今後AIスピーカーと連動することでホームコントロールの主要デバイスになり得る可能性を感じる。
早稲田大学 岩瀬研究室
<選定理由>
ケーブルの断線という誰もが経験したことのある経験を無くすため、自動で断線を修復する研究をされている。
これはメンテナンスコストの軽減、資源の有効活用など応用範囲が広く、経済的なメリットも大きいと思われる。
廣瀬 丈矩
<選定理由>
既に問題となっている外国人観光客むけのおもてなしレベル向上だけでなく災害時の適切な情報伝達を実現するための方法を研究されている。
今後、さまざまな方法で解決手段が提案されてくると思われるが、この放送と通信を融合して解決するというアプローチが実現すれば、影響力も大きいと思われる。
株式会社神田技研
<選定理由>
現在クラウドファウンディングで資金を集めながら制作を続けられている。
戦艦大和といった戦艦だけでなく、鉄道路線を再現するなど本人の高い3Dモデリング技術を活かし、VRとして多くの人々に体験できる形で残そうという強い情熱が感じられる。
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<選定理由>
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本間 英一郎
<選定理由>
視覚障害者の方にとっての歩きスマホは避けがたい障害物となっている。歩きスマホの解決として当人の意識ではなくシステムとして解決しようというアプローチは現実的であると感じる。
一般社団法人瀬戸内かもめプロジェクト
<選定理由>
離島、山間部の課題を解決するためにドローンを活用する実証実験を行われている。この実証実験で得られる知見は、他の同様の地域でも横展開できる。テクノロジーによる課題解決の実践例として応援したい。
東京電力ホールディングス株式会社・株式会社ゼンリン
<選定理由>
災害時、緊急時の物資輸送手段としてのドローンへの期待は大きいが、実際に飛ばすとなると様々規制が存在する。
安全に高速に物資輸送を実現するためにはドローン側のハードウェアの発展だけでなく、飛ぶことが許可された空域というデータが組み合わされることで、更に実用的な解決手段になると考えられる。
佐治 由洋
<選定理由>
災害復旧のため、地上で行動するロボットと、地上の災害状況やロボットの稼働状況を監視し、最適な行動計画を立案する空撮を担当するドローンという組み合わせた形での解決方法を検討されている点を評価。
木村 友輔
<選定理由>
サッカーの技術力向上の為、ボランティアコーチの負担軽減と最適な練習メニューを提供するサービスを開発されている。
練習方法が共有され、それらが評価されていくことで、より最適な練習方法が絞り込まれていくようになるというネットサービスならではのメリットをスポーツにも取り入れている点を評価したい。
木口 智裕
<選定理由>
AIがメールの内容を判断して会議の予約を自動で入れるというビジネス向けのサービスはあるが、このアイデアのような個人の余暇を充実させることを目的としたスケジュール管理サービスはこれからの時代に生まれていくサービスだと思う。そういう未来を感じるアイデアとして評価したい。
寺嶋 瑞仁
<選定理由>
豪雪地帯の生活を改善するための移動手段を開発され、実用間近の段階まできている。
公道走行のためには道路交通法の改正なども必要になると思われるが、スキー場などのレジャー施設であれば新しいレジャーとしてすぐにでも実用化できそう。
登嶋 健太
<選定理由>
高齢化社会に向け、外出できないお年寄りに、世界中の映像を疑似体験としてお届けすることはもちろん、思い出の地などを本人に代わって巡り、映像配信サービスを行う。 例えば新婚旅行の地を訪れたり、生まれ故郷の今を映像でお届けするサービスなど需要と実用化の可能性を感じた。
宮川 純一
<選定理由>
この度、弊社が提案者様のエントリー課題に賛同させていただきました理由は、今後起こりうる可能性のある大災害に際して地域に密着した小中高、地域(公民館)の4拠点を軸とした避難対策を各所の行うべき役割が明確にされている点です。
一般健常者であっても大災害が起これば正常な判断能力が失われてしまい、障がいのある方や、高齢者の方々はもっとリスクがのしかかる事は理解できます。
地域包括支援としてもこの様な仕組みつくりが行われることで「自助、共助」以外の公助にも期待が持てます。まさしく総務省が主催の異能べーションであると痛感します。
株式会社Airporter
<選定理由>
本提案は、世界中のトラベラーが抱える共通の課題を解決することができます。
トラベラーの行動やコミュニケーションが変わり、より深く、多彩なエクペリエンスが創造されることを期待しています。
また、弊社が掲げる「移動でイノベーションを起こす」を実現すると考え企業賞として選出いたしました。
和泉 智也
<選定理由>
株式会社S-Styleはお客様のイメージにあったオーダーメードスーツを提案しています。
この案が実現できれば過去の自分のファッションを客観的に見直すことができ、自分にとって相応しいコーディネートのヒントが見つかりそうです。
過去の記憶から未来の自分の夢につながる可能性に期待しこの提案を応援します。
中川 明日菜
<選定理由>
他県出身の学生さん達との意見交換の際に出た話から、インスパイアされて出たアイディアだと思いますが、最近、身の回りからラジオそのものがその姿を消しつつある今日この頃、番組の内容に焦点を当てたプロモーションの仕方のご提案、ありがとうございます。
ラジオ再発見の何らかのきっかけになるのではという期待も込めて…選考しました。
株式会社竹尾
<選定理由>
欧文印刷株式会社では、印刷技術から生まれる新しいソリューションを提供しています。
このPEPER TORCHは印刷の可能性を大幅に広げ、未来を感じさせる製品であること、また紙の丸め方で光の強弱が変わるという「形と機能」が融合されたイノベイティブな製品であることから、本製品を応援したいと思いました。
佐々木 崇
<選定理由>
大きな可能性を持っているVR,ARの世界。
しかし、しぼんでしまいそうな側面もある。
そこを応援したい気持ちでいっぱいです。
株式会社ソニックス
<選定理由>
キスリー株式会社ではノンボトル・ウォーターサーバー「CoolQoo(クール・クー)」を提供しています。
この案のIoTデバイスには、弊社のウォーターサーバーとの融合もイメージがしやすく、シンプルでありながら様々な分野に応用できる利便性があります。また、発案者の方が提供方法を指定していない点にも魅力を感じました。
この案を応援します。
安藤 進
<選定理由>
世界への挑戦をきっかけに、子供も大人も巻き込んで盛り上げることができる、分かりやすいアイディアだと感じました。
日本の知恵と匠を活用いただき、プロジェクトを仕組み化することで、東北復興を国内だけでなく世界に向けてもアピールいただくことを期待しています。
世界一はただの夢ではありません。これをきっかけに、東北を盛り上げていってください。
下城 伸也
<選定理由>
株式会社k-style Holdingsは、国内に5つの事業会社を展開し、そのなかでも幼児教育事業に力を入れています。この案が実現されると、赤ちゃんの目線で捉えた視界をリアルに提供することが可能となり、例えば子育て中の男性に対し、育児に関する有益なヒントが与えられそうです。男性の育児休暇が求めれるこれから時代、この案には新しい育児を切り開く可能性があります。
アドトロンテクノロジー株式会社
<選定理由>
株式会社ケースオクロックでは、ガラスに貼りけられるスマホケースWAYLLYの製造販売を行っています。この案のIoT技術と弊社のスマホケースをコラボレーションさせることで、人々の生活をより豊かにする可能性を感じました。人々の暮らしを豊かにするIoT技術の発展を願い、この案を応援します。
諸冨 大樹
<選定理由>
株式会社CGLでは、経営者の皆さまにグローバルなフィールドでご活躍いただくための様々な学習機会と情報交換の場を提供しています。人工知能は、時として人類に脅威を与え得る存在と見なされてしまうことがありますが、この案の実現により、学習時の良き友として人工知能を有効的に活用することができることに期待し、この発案を応援します。
トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社
<選定理由>
現在、私共が介護施設の課題などを聞いているなかでも、排泄予知に対するニーズは良く耳にします。これからより進んでいく高齢化社会において、このシステムは非常に社会のためになるシステムと感じました。また、弊社ロボホンと連携した活用方法も考えられるため、企業賞に選出致しました。
筆脇 誠司
<選定理由>
株式会社ストレッチ屋さんでは、都内で本格的なストレッチ専門店を運営しています。この案の実現により、お客様がストレッチをVRで擬似体験することで、リアルなストレッチ による効用と比較することができ、ストレッチが持つ本来の魅力をより訴求しやすいと考えました。この案を応援します。
猪俣 武範
<選定理由>
自社施設のみならず、自治体や他事業者の施設情報も一元管理するプラットフォームの構築により、より気軽にスポーツに取り組める環境を提供し、健康の維持や増進、コミュニティの形成、地域活性化にも繋がり、「お客さまの生活を応援する企業へ」のビジョン実現につながる可能性に魅力を感じました。
小林 龍徳
<選定理由>
本アイデアを採用させて頂きました理由、それは、これまでの試験の様子を一変させる可能性を感じた為です。
これまで、試験では携帯電話、スマートフォン、タブレットなどの携帯端末の持ち込みはできないことが当然でした。
それはもちろん、カンニング防止という理由からですが、これだけ普及し、また生活の中で様々な用途に使われている携帯端末を、今後も試験会場内から完全に締め出すのはなかなか難しいことです。それであれば、試験に関連して正しく利用することで、受験生の方に有用な、そして我々主催者にも有用な機能を見いだせるのではないかと考えます。
山口 彩
<選定理由>
素数株式会社では、女性の足のお悩みに関わる商品をペロリンブランドとして発売しております。
ガラスの靴で足の形のデータを集め靴自体を改良するという本発案は、楽しさと実用性を兼ね備えております。
この発案を実現させ、シンデレラのように多くの方が自分にぴったりの靴に巡り合い喜んで頂きたいと思いました。
深山 陽介
<選定理由>
普段音を出すことができないような場所、時間でライブイベントを開催できるという、『たのしいこと』を提供する方法を、常識にとらわれない発想で実現し、マネタイズする手段も含めて提供していることに共感し、企業賞を送らせていただきます。
株式会社meleap
<選定理由>
人気マンガの必殺技を現実世界でも体験できないか――という奇抜な“アイデア・発想力”は勿論のこと、黎明期からeスポーツに注目し、番組化してきた弊社から見ても、『HADO』は、体感型ゲーム・リアルイベントとしてのエンターテインメント性も高く、テレビにおいて映像としても楽しむことができるコンテンツであり、まさに、「eスポーツの“異能vation”」を体現していると考えます。
栁澤 琢史
<選定理由>
BMIという『最先端技術』を用い『医療』分野において、幻肢痛患者の痛みを抑制し、幻肢痛患者の『生活を豊か』にする研究であり、ナレッジキャピタルを拠点にした研究成果の発表や、他の参画者とのコラボレーションなど今後更なる発展が期待できるものと授賞を決定させていただきました
ノバルス株式会社
<選定理由>
乾電池駆動の製品に 「MaBeee」を装着するだけで、IoT製品にできてしまうというコンセプトが素晴らしく、さらに、スマホアプリを活用することで、スマホで製品をコントロールできる点で、非常に優れており選定させていただきました。今後の更なる進化を期待しております。
株式会社ルートレック・ネットワークス
<選定理由>
株式会社Nextwelでは、福祉とWEBをキーワードに障害者の方々の支援を行っています。現在、農業と福祉を連携させた「農福連携」が推進されていますが、この案の活用により、福祉職員でも体系化しやすいシステムが作れそうです。また農業という枠組みを超え、生物界全体にも応用できる可能性に期待し、この案を応援します。
関 睦人
<選定理由>
「人に癒しとポジティブな心をもたらすロボット」という心優しいアイデアが、ご自身の体験を元に作られており、人とロボットとの共存、共生が人々の生活に寄り添う形で想像、実現できるアイデアであった事が授賞の理由です。
株式会社朝日ネット
<選定理由>
株式会社フォロアスでは、採用や求人に付随するサービスの提供を行っています。この案が実現できれば、採用説明会において求職者からアンケートをリアルタイムに回収することができ、入社率を高めることにつながりそうです。企業と求職者をより効率的にマッチングできる可能性に期待し、この発案を応援します。
中川 達生
<選定理由>
弊社は、プリントシール機を通じて女性の“かわいい”を応援してきたため、化粧の出来栄えを数値化することで女性をよりかわいく、幸せにするこの技術に非常に共鳴いたしました。“かわいい”という定性的な部分を定量的評価で示すことができる点が選定基準となりました。
巖淵 守
<選定理由>
新しい働き方、“時間を自由に選択する”フリーランスが活躍する場を提供する弊社として、「時間の感覚はいい加減であり、やろうと思えば出来る、自分の好きな時間が増える事で生活が豊かになるかもしれない」という発想で作られたラッキー・クロックが、弊社の考える世界観と通ずる所があったため。
加藤 大弥
<選定理由>
荷物の再配達問題に対し、問題だと叫ぶだけでなく、
IoT技術を利用した具体的な提案とプロトタイプ製作というスタートアップ的なアプローチで一歩目を踏み出している点を評価しました。
MODE社の持つ現実世界からのデータ収集ソリューションを提供することでコストや労力を削減する形で応援したいと思います。
李 雄柱
<選定理由>
提案者が開発するAIは画像認識において優れている他、「知性のブレークダウン技術」、「ビッグデータハンドリング技術」、「クラウド&クライアントサイド学習技術」の3つの技術により応用性が高められており、顧客の多様なニーズに対応できることを評価致しました。