異能vation

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金沢高等学校

杉浦 外美夫

異能vationネットワーク参加への思い

現在、私たちを取り巻く社会状況は、テクノロジーの発展・グローバル化などの影響で、私たちの予想を越える速さで変化しています。 そのような社会では、知識の量などの基礎学力に加えて、多様な人々と協力しながら新たな価値を創造していくためのコミュニケーション力や思考力が一層重要となってきます。 これまでは『人間力の育成』を基盤に、『計画的・継続的・あきらめない生活指導』、『生徒一人ひとりの個性に応じた進路実現へ向けた学力強化』、そして『充実した部活動』を中心に据えて教育活動を進めてきました。
しかし、新しい時代を迎え、学校教育に求められることも大きく変化する中で、現在、新たな教育内容へのチャレンジの必要性を感じております。そして、そのチャレンジはこれまでの教育に囚われない取り組みにしていきたいと考えており、異能vationの趣旨を踏まえ、様々な才能が輝けるものにしていきたいと考えおります。

杉浦 外美夫

金沢高等学校

<ネットワーク拠点の特徴>

現在、取り組んでいる新しい教育内容はまさに本校の『挑戦』であり、本校全教職員による「新しい時代で逞しく活躍できる人材育成」への熱意が集約されたものです。 その内容は3つに分かれ、1つ目は、『ICT活用』です。タブレットを利用した新しい形の授業や学習支援ソフトでの個別学習、デジタルでのコミュニケーション、プロジェクターを利用し、視覚的に理解していく授業を進めています。 2つ目は、『探究的な学習』で、大学と協定を締結し、大学の先生方との研究を進め、生徒が≪課題設定→情報の収集→整理・分析→まとめ・表現≫を行う「PBL型学習(問題解決型学習)」に取り組んでいます。 3つ目は、外部との連携を進め、普段触れることのない人との交流やリアルな課題をテーマとしたPBL型授業に取り組み、多様性に富んだ社会に対応できる生徒の育成を図っています。今回の異能vationではこれらの3つの取り組みをベースとしながら、より発展的な活動を行えるようにして多くの生徒のアクションを促進していければと考えております。

<開催所在地>

問い合わせ 
n-teranishi@kanazawa-h.ed.jp 
寺西 望